【サイドチェイン】
サイドチェインの仕組みや効果についての基本的な部分について今更語ることもないであろうということでいきなり本題から入って行こうと思います。
サイドチェインをし使用したトラック例
あぁなるほど、聴いたことある感じですね。
ではこの同じデータをサイドチェイン効果をオフにして聴いてみましょう。
なんか間の抜けた感じになってしまいましたね。
最初のトラックのカッコ良さこそがサイドチェインによる演出だったのです。
これは一般的なサイドチェインでキックの音に合わせて効果が出るようになっています。
サイドチェインのルーティングを復習
今回はProToolsを使用したので、それを例に紹介します。
1. サイドチェインをかけたいトラックにコンプレッサーを挿す。
2. サイドチェインのトリガーになる音色のトラックからAUXトラックへ音を送る
3. 1で使用しているPro-C3のキー入力先に2.のトラックに割り当てる
4. Pro-C3の調整
サイドチェイン使用時に調整するパラメーター
スレッショルド、アタック、リリースに加えて、画面下部のサイドヘインのパラメーターが表示されるエリアの下部にあるEQを使ってトリガーになる音色にフィルタリング
4つ打ちのビートなので、必然的にキックに合わせることになるので、ローパスになるようなセッティングをするとその他の楽器に引きずられず効率よくサイドチェインエフェクトがえられるのかなぁと思います。
EQ適用なし

EQ適用あり

【セッティング】
せっかくサイドチェインで音作りをしたので、より良いものにできるよう微調整をしようと思います。
では、どこをいじるか?ベースを題材に考えてみましょうか
アタック
これは音の立ち上がりをコントロールするので、その速さは非常に重要です。
遅い場合
ちょっとはっきりしない感じがしますね。主張を抑えたい時はこれでもいいのかも?
速い場合
ダンスミュージックはビートが命、こういう感じがいい気がしますよね。
リリース
アタックを重要視する人は多いけど、グルーブへの関与はリリースの方が重要だったりします。
遅い場合
ちょっとだらしない…というかルーズに聴こえませんかね?
速い場合
グルーブへの影響って発音するタイミングよりも音の長さ(ゲートタイム)が大切だったりすることがよくわかりますね。さらに追い込んでいくとより好みのグルーブを作れると思います。
その他のトリガー
先ほどのトラックでは、シンセにもサイドチェインを適用しています。
ベーストラックで使用しているPro-C3とシンセのトラックでは少し違う設定を試しています。
同じにしてみると…
悪くはないかもしれないけど、ちょっとなんかなぁ…。
ということで、シンセトラックに使っているPro-C3のセッティングを調整した結果が冒頭のトラックです。
アタックやリリースではなく「RANGE」を思いっきり下げてみました。
このRANGEというパラメーターはPro-C3がリダクションするゲインのレンジをコントロールするパラメーターです。
RANGEがMAXの状態だと

RANGEを調整してみると

余韻を感じられて良い雰囲気になりましたよね。
次回はサイドチェインの続き…かな?
リクエストがあったらXのリプがDMくださいね。
では、また。
